犬の口臭の原因とは

犬はなぜ食糞をするのか?そして食糞をするとどうなる?その影響とは

 

  • 糞をしたあと、何食わぬ顔で食べてしまう
  • 糞を食べてしまうけど、これって病気!?
  • 排泄物を食べて体に影響がないか心配・・・

「糞を食べる」なんて、人間からしたら全く考えられない行動なのですが、実は犬の世界ではよくあることなんです。でも、食べないわんちゃんだって当然いますよね!
できることならやめさせたい行動ですが、どうして食糞をしてしまうのでしょうか?

どうして犬は食糞してしまうの?
食糞する理由や、体への影響・食べないようにするための具体的な方法を4つご紹介します。

そもそもなぜ犬は食糞をするのか?その理由たち

食糞をする行為自体は、珍しいことでもないのでそんなに心配することはありません。
そもそも、どうして食糞をしてしまうのでしょうか?

子犬~成犬の場合

イライラしている・ストレスを抱えている


人間と同じように、わんちゃんも感情を持っています。
ちょっとしたことでも、わんちゃんにとって嫌なこと・大きなストレスを抱えていることで食糞をしてしまうことがあります。

  • いつも使っていたお気に入りの毛布を捨てられてしまった
  • 本当は触って欲しくないときに触られる
  • ドッグフードの種類を変えた
  • 体温調節がうまくいかない
  • お散歩に行きたいのに雨続きでお外に出してもらえない
  • 旅行に連れて行っていつもと違う環境になれない

一見大したことない理由でもありますが、わんちゃんにとって心理的に不快だったり、ストレスを感じることで、今まで食糞なんてしたことなかったのに、急にしだすこともあります。

こんなわんちゃんに当てはまりやすい!

  • いつものサイクルと違うことに大きなストレスを感じてしまう
  • 違いの変化に敏感
  • 性格がデリケート
  • いつもと違う場所に行くと怖がって歩かなくなってしまう

寂しい・かまってほしい・飼い主の気を引くため


食糞をすると思わず「キャー!!!!」なんて大きな声をだしてしまいますよね。わんちゃんはこの反応を待っている可能性があります。

人間の小さな子供も大人の気をひこうとして、わざとお友達にイジワルをしたり、やってはいけないことをしたりします。
わんちゃんも同じように、一番びっくりする&必ず反応してもらえる食糞行動をわざとしているのかもしれません。

こんなわんちゃんに当てはまりやすい!

  • 普段仕事が忙しくて平日に散歩に連れてってあげれない
  • 旅行や出張で1週間家をあけて離れ離れになることがある
  • とりあえず「よしよし」と撫でるけど、あまり話しかけていない
  • わんちゃんと遊んでもボールを数回投げて終わる、もしくは5分程度で短い

空腹・ドッグフードが嫌い

わんちゃんの食事は基本的に朝と夕の2回です。(個人差にもよります)
朝はどうしてもバタバタして、うっかり与え忘れてしまっていませんか?

仕事に行って夜まで帰ってこない場合、わんちゃんはそれまで何も食べることができません。

もし家族と一緒に住んでいたとしても、からっぽのドッグフードケースをみて「朝ちゃんと食べたんだな」と勘違いしてしまっても同じです。
お腹が空いた状態を紛らわすために、食糞している可能性があります。
また、わんちゃんに普段与えてるドッグフードが、単純に好きではないのかも・・・。

「うちの子、食が細いから半分以上残すのは当たり前」なんて勘違いをしていませんか?
飼い主さんに気づいてほしくて、わざと食べていないわんちゃんもいるかもしれません。

「お腹がすくけど、ドッグフードは好きじゃない・・・。」
もしかしたら本当は食糞なんてしたくないけど、しかたなくしているのかもしれません。ドックフードの量が足りていないときも、同じことが言えます。

こんなわんちゃんに当てはまりやすい!

  • ここ2~3ヶ月の間にドッグフードを変えた
  • ちゃんと朝ドッグフードをあげてから仕事に行くのに、帰ってきても減っていない
  • 今まで食糞をすることがほとんどなかった
  • 一人暮らしで、わんちゃんのお世話をするのが自分だけ

嗜好性・うんちがおいしいと感じる


食糞をするわんちゃんの中には、単純に「糞はおいしいもの」と思って食べている子もいます。

特にドッグフードに香料が含まれている場合、糞自体に大好きなドッグフードのにおいがしていることもあります。
わんちゃんは、何か新しいものを食べたり飲んだりするとき、まずはじめにクンクンと匂いを嗅ぐ習性があります。

糞からいつも食べ慣れているドッグフードの匂いがしたとき、警戒心100%だったわんちゃんも「あ、これはいつものご飯と同じだな」と認識することで食糞しているのです。
子犬の場合、ただの好奇心から食糞をしていることも!

こんなわんちゃんに当てはまりやすい!

  • いつも食べているドッグフードの相性が良くてご飯の時間が大好き
  • 他のわんちゃんと比べると、人懐っこくて番犬にならない
  • 食糞行動は最近ではなく、かなり長い期間みられる症状
  • 子犬のころからやんちゃでしつけが大変だった

老犬の場合

認知症の可能性が高い

  • 子犬のころから一緒にいるけど、食糞なんて今までしたことがなかった
  • 10歳を超えたあたりから食糞するようになった
  • 毎日ではなくたまに食糞する

これは、わんちゃんが認知症になっている可能性があります。
老犬で食糞をするの回数が不定期の場合、「糞=食べれないもの」ということを忘れてしまっていることもあります。
認知症になってしまっているときは、飼い主さんが特に気にかけてあげて、糞をしたらすぐに処理してあげましょう。認知症は治るものではありません。長期スパンでの対策が必要です。

「うちの犬、認知症かも・・・?」と思ったらチェック!

  • おてやおすわりをしないことが増えた
  • トイレを失敗することが増えた
  • 急に甘えん坊になった
  • 急にウーーー!と唸るようになった
  • 昼間寝ているけど夜は吠えてうるさい
  • しつけていたことが急にできなくなった
  • ぼーっとする回数が増えた

犬が食糞をするとどんな影響がある?

犬の糞だからといっても糞は糞!決して衛生的なものではありません。当然たくさんの菌が潜んでいます。

「うちの子食糞しちゃうけど病気にならない・・・?」なんて心配になってしまいますよね。実際食糞をすることで考えられる体への影響ってあるのでしょうか?

どんな病気を引き起こす?

実は、わんちゃんが食糞をするとかかりやすい病気は、あまりありません。
食糞が直接的な原因となって病気を発症することがほとんどないので、知られていないだけかもしれません。

考えられるとしたら【糞にいた菌に感染する】程度でしょう。
特に疲れがたまっていたり、風邪を引きかけているわんちゃんは注意しましょう。

わんちゃんの中には、散歩中に落ちてるティッシュを食べてしまうこともあります。そのティッシュを介して風邪菌に感染、病気になることもよくある話です。
食糞が直接的な原因で、大きな病気になるというのは考えにくいので、安心してくださいね!

口臭の原因にも成りえる


食糞行為事態原因で大きな病気になることは考えにくいですが、唯一考えられるトラブルがあります。それが口臭です。

食糞をすると、わんちゃんの糞が歯についたままになるので、かなりキツイ口臭がします。食糞をしたことに気づいて、すぐにキレイにすれば、そこまで気になりません。

でもほとんどの場合、飼い主さんが知らない間に食べてしまっていることが多いと思います。
食糞行為は、わんちゃの体に自体に影響はないかもしれませんが、決して衛生的ではないので気にかけてあげましょう。

関連記事⇒犬の口臭ケアBOOK※私が愛犬の口臭改善の為に悩み試した11のこと

食糞の防止策とは

犬がうんちを食べれないような環境にする

室内犬の場合、ペットシーツをこまめに変えるようにしましょう。
糞をしたあとすぐに片付けることを徹底します。ゲージに入れている場合、一緒の空間ではなく、トイレをする場所を別に作ってあげましょう。
もし、外出する用事があって長時間家をあけるときは、必ず散歩に出かけて排泄を済ませるように習慣づけると◎!

お外で飼っているわんちゃんでも同じように、トイレは散歩のときにする習慣をつけましょう。
できるだけ、散歩は朝・夕と2回行くのが◎!

犬が食糞をしそうになったらおやつなどで気を引いてしつけを促す

糞をしたあとに何回「ダメ!」と言っても気を取られてしまう場合、大好きなおやつで気をひきましょう。
おやつを与えている間に糞を片付けます。何回も繰り返しているうちに糞を食べる習慣をなくすことができます。

「排泄をしたらおやつがもらえる」と勘違いするかもしれませんが、糞を食べるよりはおやつを食べるほうがいいですよね!(笑)
口臭が気になるわんちゃんは、ハーブ入りのガムがオススメです♪

キャベツ・パイナップル・かぼちゃなどを与える


キャベツ・パイナップル・かぼちゃを食べると、これらの成分で糞自体がわんちゃんにとって嫌な味・においになります。

つまり「強制させることなく、わんちゃんの意思で自然と食糞をしなくなる」ということです。
食糞をしつけではなく、「糞はおいしくないもの」と理解するので再発率がとっても少ないのでオススメの対策方法です。

かぼちゃは蒸すと食べやすくなりますし、パイナップルは生でも加熱してもOK!
量もたくさんではなく毎日1口程度でいいので、わんちゃんが好きな食材を選んであげましょう。
特にキャベツやかぼちゃには、食物繊維がたっぷり含まれているので、腸内環境を整えることもできてメリットが多いですよ♪

食糞防止用のシロップ・スプレー・ふりかけを糞にかける

食糞に悩む飼い主さんがとっても多いので、便利グッツも多く展開されています。食糞防止スプレーは、糞そのものにわんちゃんが食べないようにかけます。
糞にかけると、とうがらし成分の効果で辛くなるので、わんちゃんがニオイをかいでどっかにいってしまうことが多いです。中には野菜を発酵したものが入っていて、苦くなるタイプもあります。

どうしてもすぐに片付けることができないときは、応急処置でとりあえず糞にかけて、食しないように対策するのもいいかもしれません。

食糞に嘔吐が伴う場合はお医者さんにみせてあげよう


食糞をしても普段となにも変わらない場合はいいですが、もし嘔吐が伴う場合は病院にいきましょう。
食糞が原因で消化不良を起こしているかもしれません。

食糞に限らず、免疫力が低下して消化器官が弱っている可能性もあります。
わんちゃん自体、吐き戻すことはよくあるので大したことないと思いがちですが、食糞していた場合は体に何か異変が起きているサインかもしれません。
嘔吐をした場合は、脱水位症状が起きないように少しずつでいいので、お水をあげるようにしましょう。

まとめ:病気や口臭にもつながる食糞。食糞は治るのであきらめないで…!


食糞行為をするわんちゃんは多く、珍しいことではありません。子犬の場合、好奇心から食べてしまう子もいるので、できるだけ早いうちにしつけをしてあげましょう。

精神的ストレスを感じていたり、普段の生活習慣が原因で食糞をすることが多いです。わんちゃんは環境の変化にとってもデリケート!普段から気をつけてあげるといいですね!

食糞をやめさせるためにも、糞はすぐに片付けたり、おやつで気を引いたりなど意識してみてくださいね♪
万が一食糞をして吐き戻してしまった場合、消化器官が弱っている可能性があるので1度病院でみてもらうことをオススメします。